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タバコ狩り


タバコ狩り


著者: 室井尚
出版社: 平凡社
ISBN 9784582854688
発売日:2009-06-01
新書 
714 円


ワイネフさんのブログ「室井尚『タバコ狩り』に、がっかり…」で
かなり詳細に酷評されていますので、内容の議論論議については
そちらの方面でひとつお願いしたいと思います・・・

私にとっては「 「タバコは百害あって一利なし」のウソ 」以来の、
久しぶりの喫煙擁護本だったので非常に期待していたのですが、
書かれていることはこれまでの一連の喫煙擁護の論法と大差なく、
自由と権利にもとづく反嫌煙という立場を基本とした内容です。
また全体を通じて「たばこは嗜好品」を貫いているのも特徴です。

嫌煙の親玉をWHOと定義したところは今風でよかったのですが、
理論によって理論を論破していくような、そういうややこしい話ばかりです。

ほとんどパラパラ斜め読み


大学でものを教えるようなインテリにたばこについて語らせると、
どうしてこうも物事の本質をうまい具合に外してくるのか、
本当に毎回理解に苦しみます。


P.180 「タバコを愛し、健康には十分に留意しながら、
その習慣を自己責任で続けていくことを願う私たちは、これからも、
嫌いな人の迷惑にはならないようにして、タバコを吸い続けていきましょう。」

とあります。
こういう事を言ったりやったりされるのが非喫煙者には迷惑なのですが、
やっぱりそれが「迷惑なことに該当するとは思っていない」ようです。


この本の一番よくないと感じたところ、それは、
諸所の話や問題がすべて他人のせいになっていて、
著者がちっともこの問題にまともに向き合っていないところ。

願ったり考えたりするのは勝手にしていて構わないと思いますが、
「本気でこの問題を解決したいと思わないならよけいなこと言うな」
と言いたくなる内容でした。
その肝心の内容はほとんど覚えていませんが・・・


「文化や価値観などどうでもいい。私は、私の愛する人と、
私の子供たちを守りたい。」

この想いに正面からぶつかってこれる考え方でなくては、
喫煙擁護論も今やなかなか、人の心に届きにくいのではないでしょうか。
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  1. 2009/07/23(木) 00:48:04|
  2. タバコと禁煙の本
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禁煙バトルロワイヤル



禁煙バトルロワイヤル
集英社新書

著者: 太田光 /奥仲哲弥
出版社: 集英社
サイズ: 新書
ページ数: 189p
発行年月: 2008年10月
ISBN:9784087204636
本体価格 680円 (税込 714 円) 送料別

おなじみのお笑い芸人、爆笑問題の大田光氏と、
呼吸器外科(専門は肺がんの外科治療・レーザー治療)の奥仲先生による対談。

・・・本の説明には、

「煙派、禁煙派の両代表による究極バトルのゴングは鳴った!
果たして奥仲医師は太田に禁煙させることができるのか?
タバコをやめたい人も、やめたくない人も、
タバコを吸わない人も絶対読みたくなる大激論 」

なんて書いてあったんで、「なんだ、また芸能人のネタ本か」
なんて思ってあまり期待していなかったんですけど・・・

中身はぜんぜん違います。っていうか、
出版社はいいかげんこういう、電車の中刷り風帯にするのはたいがいにしてくれと。
大激論はしてないですし、奥仲先生も本気で禁煙させようとはしていません。
(本当は禁煙させたかったのかもしれませんが・・・)


まぁ、そんなことはどうでもよくて、・・・非常に良書(対談)だと思います。
(でもアマゾンのレビューはちょっと思わしくないようですが。)

「1日5本程度の喫煙なら健康へのリスクはほとんど無いし、
十分な健康診断でがんを早期治療していけばいい」
という発言に代表される奥仲先生のスタンスはちょっと微妙で、
どうしても思いや熱意が先行してしまって、
言葉や表現、理論がついていけてないような気もします。

この対談のあとがきで、そんな奥仲先生の態度を見透かしている
この大田氏の観察が非常に的確
で恐れ入りました。

> 「最近の兼煙運動に疑問をおぼえつつ、かといってタバコの
> 人体に与える害を知ってしまった以上、これを黙って傍観するのは、
> 医者として卑怯である。なんとかしてヒステリックにならずに、
> 冷静に本気で禁煙を勧められないだろうか。戸惑いつつ、模索しながら、
> 私に話をされた奥仲先生の態度からは、そんな”本物の思い”が伝わってきて、
> とても共感した」

一方の太田氏の「別に俺は平気」的な態度を押し切る潔さと、
「話は大きく展開してみるものの、結局たばこは人生においてそれほど
たいした問題じゃない」というある種の問題意識の低さも、
もしかしたら禁煙への取り組みに対する非常にいいヒントを、
本書の中で与えてくれているのではないかと思います。


対談はタバコの害からはじまり、文化、快楽、アメリカと日本、
利害関係、がんの治療から子供たちへの教育と、健康の幸福論など、
いまのタバコを取り巻く話題をひととおり話してみた、という感じの本です。

別に、熱心に禁煙を勧めているわけではなく、
かといって、タバコがいいものだなんてまったく言っていない、
そんな対談ですから、結論とか実用的とかいう事はあまり無いとか思います。


でも、面白い本です。不思議。

なぜ面白いと思ったのか、
答えも実は、奥仲氏のあとがきに書いてありました。

> この対談を行う前に、私が師と仰ぐ方に対談の内容について相談したところ、
> 以下のコメントをいただいた。
> 「タバコと聞いて読者が関心(共感)をよせるのは、タバコを吸う『人間』であって、
> 『知』(タバコの知識)は二の次である。太田さんが人間を語り、
> 奥仲君が知識を語るという図式では面白い本はつくれない。」


私が本当に興味があること、それはタバコの知識などではなく、

「タバコを吸う人間と、タバコを吸わない人間と、
タバコをこの世に見出し世に広めたこの世界の人間に興味があるのだ」

ということを認識した一冊でした。


・・・対談時間は10時間だそうです。

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  1. 2009/04/22(水) 00:27:23|
  2. タバコと禁煙の本
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たばこの「謎」を解く


たばこの「謎」を解く
Mysterious story

著者: コネスール
出版社: スタジオダンク /河出書房新社
サイズ: 単行本
ページ数: 239p
発行年月: 2001年12月
ISBN:9784309904795

またまたJT関係者によるたばこ本ですが、
オールカラーのとっても贅沢な本です。

前半は世界のたばこの歴史(新大陸発見とかの時代から)で、中盤は日本にたばこが輸入されてから(黒船とか)現代にいたるまで。最後に著名人(芸能人)がたばこに関して寄稿しています。オールカラーなんで、当時のポスターやパッケージも視覚的に楽しめます。(・・・イメージ表現のために、たばこと全然関係ない絵や写真が引っ張り出されてるところは非常に広告的で閉口しますが・・・)

全体的にはたばこのパンフレットみたいなもので、歴史やエピソードについてもそれほど深くは踏み込んでかかれていませんし、文章も極めて平易に努めているようで、やけに平仮名ばかりが目に付きます。たばこの謎なんてさっぱり解いていません(最近の本はみんなうそタイトルなんで別に良いですけど)。

しかしながら、本の出来はなかなかよいです。

ざっとたばこについて雑学が得られ、ここからさらに興味を持つことが期待できる本です。JTの人の本なので、「100%たばこマンセー」なつくりではありますが・・・
「たばこのけむりは0.01~1ミクロンで、短い波長の光を散乱させて紫や青い色に見える(紫煙)」(P.149)や、「煙の出ない「エアーズ」たばこ」(P.186)などは、意外に知らない人もいるのではないでしょうか。

私自身がこの本に興味を持ったのは、特に中盤以降の日本におけるたばこについてのくだりで、(それがたとえJTの宣伝の一部であるという点を差し引いてもなお、)日本人が持っていたたばこに対するスタンス・イメージがどういうものであったか、その一部が垣間見えたような気がしたからです。

P144 より抜粋
> 太平洋戦争の戦禍によって、
> 日本は明治以降営々と築いてきた繁栄を失い、
> 焼け野原から再出発しなければならなかった。
> (中略)
> たばこマンたちの胸にあったのは、
> 「空腹を抱えながらも焼け跡で必死に生きようとしている人々に、
> たばこのいっぷくによって憩いや安らぎ、
> 喜びを届けたい」という一念だった。

ちょっと待て、たばこマン!!
何かちがくないか?!


2009年3月現在の小学生が予備知識なしにこの本を読むと、非常に頭が混乱することになるかもしれません。たばこに対する見方・考え方の現在とのギャップは、終盤の有名人の方々の寄稿で最高潮に達します。

レーサー星野一義はレースが終わると、
肉体の脱水と疲労はピークに達しているのも関わらず、
水を飲むよりもまずたばこを吸っていたらしい。

本当かうそかはしらんが・・・さすがCABIN CHAMPION RED。
わしも吸ってたよ、キャビンマイルド。

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  1. 2009/03/02(月) 23:13:03|
  2. タバコと禁煙の本
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