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イギリス式「完全禁煙プログラム」


イギリス式「完全禁煙プログラム」

著者: ジリアン・ライリー /藤田真利子
出版社: 講談社
サイズ: 新書
ページ数: 188p
発行年月: 2008年10月
『イギリス式これで絶対禁煙セラピー』加筆・再編集・改題書
ISBN:9784062725347

タイトルだけ読むと、イギリス式ってどういうこと?と思わせぶりなタイトルですが、どうやら著者のジリアン・ライリー氏がイギリス人で、イギリスでベストセラーになった本であるからこのタイトルのようです。
別にイギリス王室御用達とかそういうわけではなさそうですのであしからず・・・

日本での発行は2008年ですが、初版は1992年ですので、日本においては古くて新しい本です。
『イギリス式これで絶対禁煙セラピー』という題名を改定している経緯からもわかるように、本の構成や対象の読者も、アレン・カー著の「禁煙セラピー」とほぼ同等の構成と思って間違いないでしょう。
しかし、アレン・カー著の「禁煙セラピー」とは決定的に異なる部分があります。
それは、

・方法論が新しいこと
・長期的な禁煙に対して効果をあげている(らしい)こと
・論理的で科学的であること
・禁煙に対して一定の「努力」を要求すること
・やや「難しい」こと

アレン・カー氏の「禁煙セラピー」が商業的に成功しているのに比べると、日本ではとってもマイナーな扱いを受けているように思えますが、私はこの本に出会って本当に良かったと思っています。そして「やはりそういうことなのだろう」と、自分の禁煙に対する考え方や取り組み方に、ある一定の確信を与えてくれた本でもあります。

このプログラムは非常に重要なことを喫煙者に伝えます。それは、

・「禁煙をしても決して非喫煙者には戻れない」ということ。
・「禁煙に成功しても、たばこを吸いたいという気持ちは無くならない」ということ。
・「タバコを吸うことと吸わないことは、個人の自由」だということ。

私がずっと懸念に感じていたことのひとつに、
「たばこを吸いたい、という欲求と死ぬまで付き合っていかなければいけないのだろうか?」
ということがあります。この本はこの問いにはっきりと「Yes」と答えています。
禁煙を始めて間もない人や、禁煙したいと思っている人は絶望的な気分にすらなるかもしれません。しかし、考え方を変えれば、このような問題や心配は意味の無いことだとはっきりとわかるのです。

そして、「一生、また再び喫煙者に戻ってしまう危険に怯えなくてはいけないのだろうか?」という懸念もあります。この問いにもはっきりと「Yes」と答えています。
そして、こう付け加えています。
最初のうちは、禁煙し続けるというのは崖っぷちを歩いているようなものです。一歩でもまちがえば、踏み外してしまう。崖が存在していないふりなどしないで、崖沿いに歩く歩き方を覚えましょう。

このプログラムの最大の特徴は、こういう不安や欲求を、単に逃げたり、忘れたり、ガマンしたりする(「抑圧する」と表現しています)のではなく、「たばこを吸いたいという欲求に対して正面から向き合い、訓練を繰り返す」方法を採用しています。
そして時々、
「わざと喫煙欲求を自ら起して訓練する」
ことさえ推奨しています。
禁煙中にわざとタバコの事を思い出してみたりるするなんて、ちょっとマゾっぽい感じもしますが、その効果と理論も丁寧に解説されています。この理論については理解に十分な時間と努力が必要なため、アレン・カー氏の「禁煙セラピー」よりも「やや実践に至る過程が難解な印象を受ける」可能性はあると思いますが、この本は「自ら努力しなければ禁煙は成功しない」と言っています。すなわち、
「読むだけでやめられる方法なんてものは、長期の禁煙には効果が薄い」
と遠まわしに言っているのです。実は私も同感です。

私自身がおおよそこの本の考え方で、現在までの半年間禁煙が続いています。
本書に出会ったのはつい最近ですのでこの本に従って禁煙を実践してきたわけではありませんが、禁煙の方法を色々と模索してきた結果、この本に書かれている理論と概ね一致する方法と結論を伴って現在に至っております。

長期的な禁煙に不安がある人には、ぜひ一読をオススメします。
本書の最後の言葉が印象的でしたのでここに引用しておきます。

禁煙は、依存におちいった頭を再訓練していくプロセスなのです。
それには時間がかかり、努力も必要です。しかし、必ず成功できます。
 ~ 中略 ~
過去をやり直すことはできません。けれども、現在をコントロールすることはできます。そして、自分の未来を決めることも、あなたならできるはずです。


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  1. 2009/01/17(土) 01:32:42|
  2. タバコと禁煙の本
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